クロスインデックスの翻訳・通訳コーディネーターの雑感
逐次通訳とウィスパリング通訳の違い
[2010/09/30] 逐次通訳とウィスパリング通訳の違いは、通訳者の訳出のために発言者が発話を止める時間が取られるかどうかの違いです。
逐次通訳は、例えば日本語で発言者が1パラグラフ発言した後、通訳者がそれを外国語に通訳していく形態です。ウィスパリング通訳は、通訳を必要とする人(通常1人または2〜3人)の傍らで、通訳者が小声で休み無く通訳をしていく通訳形態です。
逐次通訳もウィスパリング通訳も、発言者の内容を瞬時に理解し、通訳をしていくのは変わりありませんが、通訳形態が異なるため、同じ通訳とはいえ、現場での活躍にはそれぞれ特殊な訓練が必要です。
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